痛くて痒い。ケロイドとは

極稀に、赤く盛り上がったニキビ跡ができてしまうことがあります。
色素沈着でもなく、クレーター跡でもなく、患部が隆起しているような状態です。
触ると酷く痛みますし、何よりも痒くて辛い症状かと思います。
この症状の正体をご紹介します。

 

ケロイドと肥厚性瘢痕

この症状は『ケロイド』かもしくは『肥厚性瘢痕』と呼ばれるものです。
素人が見る分には見た目で判断がつきませんので、医師に診てもらいましょう。
原因は肌を作るコラーゲンですが、これが過剰に生成されてしまうことによって発生します。
一種のアレルギー反応ですが、症状は重いため、専門の医師に薬や治療法を指南してもらう必要があります。

 

ケロイド

ケロイドが発生する確率は極めて低いのですが、中にはニキビ跡にケロイドができてしまう患者もいます。
ケロイドの怖いところは、進行性なので放っておくと患部が序々に広がってしまうことです。
また、外科的手術を用いるとすると、考えられるのは隆起した患部の切除ですが、ケロイドは進行性なので患部のみを切除しても完治には至りません。

 

肥厚性瘢痕

見た目はケロイドとほぼ一緒ですが、こちらは進行性ではありませんので、ケロイドよりも軽症と言えるでしょう。
肥厚性瘢痕の場合は、過剰に生成されたコラーゲンが減少するまで待つという方法もあります。
ただし、その場合は改善に数年から数十年単位かかることもあり、また完治しないこともあります。

 

治療法もそれぞれある

上記二つの一般的な治療法は抗アレルギー剤です。
中でも有効的と言われているのが『ステロイド』です。
ステロイドを注射することによって、コラーゲンにより硬化しか皮膚を萎縮、軟化させることができます。
10回程度打たなければなりませんが、改善される見込みは他の治療法よりも高いです。
ただし、ステロイドを使ったことによって、ニキビが増えてしまうケースもあります。

 

またレーザー治療も効果的です。
レーザーの場合は、過剰に増えたコラーゲンの代謝を促すのが目的です。
ただし、レーザー治療の場合はステロイドと異なりダウンタイムが長いので、会社を休まなければならない欠点もあります。
日常生活に支障をきたしたくないと考えるのであれば、ステロイド治療によって改善を図りましょう。

 

ステロイドによる治療法も数種類あり、どちらもメリットとデメリットがあります。
患者の肌体質によって治療法は異なりますので、専門の医師に相談することからはじめましょう。