ニキビ跡治療の王道ケミカルピーリング

ニキビ跡に効果的な治療法の一つが『ピーリング』です。
ピーリングとは簡単に言えば、「皮膚を剥がして新しい皮膚にする」技術です。
言葉にすると何だか怖いですが、先進美容技術を持ってすれば、ピーリングによってニキビ跡の改善が期待できます。

 

ピーリングにも種類がある

ピーリングと一概に言っても、その種類は数多くあります。
ここでは大きく二つに大別してみましょう。

 

薬剤を使用するピーリング

こちらは一昔前から使われているお馴染みのピーリング方法で、『ケミカルピーリング』と呼ばれています。
ケミカルピーリングは酸性の液体を塗ったジェルシートを顔に貼って、古い角質含む皮膚を剥がす医療行為となります。
古くなって茶色く変色した長ネギの皮を一枚剥いだらツルツルの白いネギが表れますね。あれと同じです。
酸性で皮膚を溶かすのですが、これは刺激が少ないので、失敗することはほとんどありません。
ピーリング作用を持った洗顔石鹸も最近では市販されているほどですので、安心して施術に臨んでください。
ただし、施術後は「敏感肌になった」、「洗顔しただけで顔が真っ赤になった」というお声もあります。
ケミカルピーリングで使用する酸性の濃度や種類は医師が患者の肌質を確認して調整するので、医師の腕も必要になってきます。

 

物理的なピーリング

これは最新技術を駆使した美容機器によるピーリングです。
数多くの種類があり、クリニックによって名称や効果も若干変わることがあります。
ただし、技術はどれもそれほど変わるものではありません。

 

1、肌を研磨するピーリング
ダイヤモンドやアルミニウムの微粒子が付着しているスポンジや風などを肌に拭き付けることによって、肌を研磨して古い角質を削り落とします。
紙やすりをかけて肌をすべすべにするイメージです。こちらや数多くあるピーリングの中でも刺激が最も少ないので、肌質が弱くてレーザーなどが受けられない患者にすすめられます。
また、物理的に角質を落とすので、ピーリングが行われている様子を肉眼で確認することができますので安心できます。削りにくい場所や角度も微粒子の大きさを調整することで解決することができるのもメリットの一つ。

 

2、ローリングピーリング
こちらはローラーに無数の極細の針がついたものです。
無数の針を患部に刺すことによって、毛穴奥の肌細胞が刺激されます。
細胞を刺激することによって、肌の成長や回復を促すことができます。また、線維芽細胞と呼ばれる肌を構成する組織が刺激されると、『コラーゲン』が生成されます。
ローリングタイプのピーリングは、このコラーゲンを強制的に増やすことが主な目的となります。
ニキビ跡だけではなく、シワやシミにも効果が期待できます。

 

3、レーザーピーリング
上記のピーリング方法では、なかなか効果が得られなかった患者に有効です。
従来のピーリングでは届かなかった真皮にまで作用を及ぼし、肌細胞を活性化させることができます。
レーザーの種類も数多くあり、「古い角質を除去するタイプ」、「コラーゲンを生成させるタイプ」、「肌を火傷状態にして、自己治癒力で新しい肌を作らせるタイプ」などがメインどころです。

 

ただし、上記の施術は複数回繰り返さなければなりませんし、ダウンタイムもあります。
レーザーは最新技術が組み込まれているので、効果もその分期待できますが、医師の腕に左右されたり、ダウンタイムの期間が長いなどのデメリットもあります。
ニキビ跡の症状によっては数年単位で通院しなければならないこともありますので、予算含めて医師とよく相談してください。