思春期ニキビは時期に消える

12歳から17歳頃までの思春期は、とても大切な時間ですね。
この時楽しかった思い出をたくさん作ることができれば、大人になってから「あの頃はよかったなあ」、「あの時代に戻りたいな」と感慨に耽ることもできるでしょう。
学生時代の友人は一生の友とも言われています。
この時期にいかに有意義に過ごしたかによって、その後の人生も左右されることもあるかもしれません。

 

しかし、学生時代を思い返してみると、「そういえばニキビがたくさんできてたなあ」、「ニキビのせいでいじめられてた」と苦い経験を持っている方もいます。
思春期のこの頃の一大イベントはもちろん『恋愛』。好きな女子、男子と話すだけで胸がときめくもの。
そんな感受性が高い時期に限ってニキビは多く発生するものです。

 

思春期ニキビの原因はホルモン

この時代にできるニキビを『思春期ニキビ』と呼びます。
このニキビの原因は、ズバリ『ホルモン』です。
そして、思春期の時代に関係するホルモンを考えたとき、真っ先に思いつくのが『成長ホルモン』ではないでしょうか。
それは大正解。

 

成長ホルモンは、実は思春期ニキビを増やす原因ともなっているのです。

 

成長ホルモンが皮脂を分泌させる

成長ホルモンと言えば、男子や女性の身体を大人へと発展させる重要なホルモンの一つです。
この成長ホルモンが分泌しないと、身長も伸びませんし、乳房も大きくなりません。性器も発達しません。
つまり、大人としての階段をなかなか上がることができないのです。

 

このように、成長ホルモンは大人へと人が変化する過程になくてはならない大切なホルモン。
しかし、この成長ホルモンは、ニキビを作る原因となるのです。
思春期ニキビができる原因は、主に『皮脂の分泌』です。皮脂とは顔に付着する脂。
汗をかくと、顔がベタベタと気持ち悪くなりますよね。これが皮脂です。
この皮脂は肌に存在する無数の毛穴から分泌するのですが、毛穴奥にある『皮脂腺』が刺激されることによって、皮脂腺が脂を出すのです。
そして、成長ホルモンは、なぜかこの皮脂腺を刺激する働きがあるのです。

 

つまり、成長ホルモンが分泌すればするほど、皮脂腺が刺激されて、毛穴から皮脂が分泌されてしまうことになります。

 

部活動に熱心なことも原因

学生であれば、部活動を皆さん経験されたかと思います。
学校の中では、部活動への入部が強制のところもありますね。

 

ニキビができる原因は成長ホルモンですが、上記でも少し触れているように、汗をかくことも原因の一つに挙げられます。
文化系ならまだしも、体育会系の部活であれば、日々激しい運動をして汗をかきますね。
その汗を放置しておくのが問題なのです。
汗と一緒に皮脂が分泌し、それをきちんと洗顔して落としていなければ、皮脂は肌に付着したまま。
すると、皮脂を媒介にして、『アクネ菌』と呼ばれる細菌が繁殖します。アクネ菌は毛穴に棲みついて、炎症させてニキビを作ります。

 

成長ホルモンも相まって、この時期は皮脂が大量に分泌してしまいます。
それだけ顔を常に清潔にしておかないと、顔中にニキビが散らばってしまうことでしょう。

 

思春期ニキビは消える

しかし、この時期のニキビにおいて言えば、それほど心配する必要もなさそうです。
18歳以降になると、成長ホルモンの分泌も落ち着いてきますので、皮脂腺が刺激されることもなくなります。
すると、いままで顔にあったニキビが嘘みたいに消えていきます。

 

中にはそのまま大人ニキビに突入してしまうケースもありますが、なかなか治らない場合は洗顔料を変えてみたりして、余分な皮脂を顔に残さないようにすることで完治するはずです。